浴室は家族が毎日使う場所だからこそ、いつもきれいにしておきたいですよね。
でもあっという間に汚れが溜まる上、掃除をする箇所も多く億劫になりがち。
今までにも浴室のお手入れ方法をご紹介してきましたが、今回は、浴室に汚れを溜めないようにする毎日のちょっとしたコツと、頑固な汚れが溜まった場合の解決方法をお伝えします!🚿
毎日の汚れには:家族みんなのちょっとした習慣で汚れを溜めない!
カビが生える3つの条件を知っておきましょう!
・温度20℃~30℃
・湿度70%以上
・皮脂汚れや石けんカスなどの栄養分
カビの発生を防ぐには、
①シャワーで浴室全体に熱湯をかける ※栄養分となる汚れを落とす
②シャワーで浴室全体に冷水をかけ冷ます ※温度を20℃以下にする
③しっかり換気をして水分をなくす ※湿度を70%以下にする
④~③を習慣にするだけで、カビの予防に効果的です。最後に入った人が毎日するようにしましょう🛁
それでも溜まってしまった頑固な汚れには:汚れと反対の成分の洗剤を使って“中和”させる!
【浴槽】
皮脂汚れなどでつく湯アカ(酸性)や水道水のカルシウムなどでつく白い汚れ(アルカリ性)には、アルカリ性洗剤を使用。
残り湯+重曹で漬け置きしましょう。
①入浴後の残り湯に、重曹1カップ分を入れ、かき混ぜる
②一晩放置(浴槽に付いている酸性の汚れ、皮脂汚れなどの湯アカがゆるみます)
※洗面器やイス、お子さんのおもちゃなども一緒に入れてOK!
③翌朝お湯を抜き、スポンジでこすった後シャワーで洗い流す
クエン酸で仕上げ磨き、アルカリ性の汚れ(カルシウムなど)を落とす
【天井】
カビは酸性汚れですが、生きている菌なので、中和させるよりも「除菌」が効果的◎
ハンドワイパーに除菌アルコールスプレーを吹き付け、定期的に除菌しましょう!
【床】
ぬるぬるとしたピンク汚れや、皮脂汚れには、アルカリ性洗剤を使用。重曹を沸騰させると、アルカリ度がアップするのでおすすめ!
<重曹スプレーの使い方>
①水1リットルを鍋に沸かす
②重曹大さじ5~6を入れてとかす
③温度が下がってからスプレーボトルにいれる
④床一面にふきかける(汚れ具合によって数時間放置しても◎)
⑤ブラシでこすりながらお湯で洗い流す
【壁、カウンター、水栓、鏡、ドア】
水アカ、石けんのカス(アルカリ性)には、酸性洗剤を使用。
クエン酸スプレー&湿布
①軽い汚れの場合は、クエン酸スプレーをスプレーし、ブラシでこする
クエン酸スプレー=水200ml+クエン酸小さじ1
②頑固な汚れの場合は、スプレーした上にキッチンペーパー+ラップで覆い、1時間ほど置いてブラシでこすり、
シャワーで洗い流す
今回は、毎日できる汚れを溜めないちょっとしたコツと頑固な汚れの解決方法についてご紹介しました。
ぜひ家族で習慣化して、浴室のキレイを保ちましょう✨
「浴室(ユニットバス)掃除で忘れがちな3つの場所」はこちらから
https://www.odakehome.co.jp/blog/?p=1548
「浴室掃除で知っておきたいポイント」はこちらから
https://www.odakehome.co.jp/blog/?p=2202