大切な住まいを守るためには、防犯対策も大変重要です。
泥棒が侵入する手口として、多い順にすると、
1.留守宅に侵入する「空き巣」68%
2.就寝時に侵入する「忍び込み」27%
3.在宅時の隙を狙って侵入する「居空き」5% です
これらの侵入の中でも、侵入手段の約半数の48.9%が
「無締り」だそうです。
※2020年警察庁令和元年の犯罪より
まずは、住宅のすべての戸締りを徹底することが大事ですね。
さらに、泥棒に狙われないために、以下のチェックをしてみましょう。当てはまる箇所は、要注意、要改善です!
□ 新聞や郵便物がたまったままになっていることがある
□ 予備のカギが玄関付近に隠してある
□ 2階のバルコニーや窓へ上がれる足場がある
□ 扉や窓には、1ヶ所しかカギをかけていない
□ トイレや浴室の窓は、換気のため開けっ放しにしている
□ 近所づきあいがあまりない
自宅に泥棒だなんて、まだまだ人ごとだと思っていませんか?
被害を増やさないために、当社で実際に泥棒に侵入された社員の実録をご紹介します。
実録1 ~就寝時の忍び込み~(女性社員A)
ある日の仕事中に、警察から
「泥棒が侵入した住宅の敷地内で、
あなたのサイフが落ちていました」と連絡がありました。
自宅では、特に目立った乱れもなかったので、
その連絡で自分のサイフがないこと、
そして自宅で盗まれたことに気づかされました。
2階で家族で就寝中の夜中に、
カギがかかっていなかった長戸から侵入し、
1階に置いてあったカバンの中からサイフだけ盗まれていました。
お金を盗られたことよりも、
自宅に知らない人が入っていたことに、
大きな恐怖と気持ち悪さで、
しばらくは夜になると涙が出てきて、
ちょっとした物音にもビクビクして
なかなか眠れない日が続くという
かなりの精神的ダメージを受けました。
【それ以降、対策をしていること】
①玄関と窓は、常に二重ロック(窓はすべて二重窓にした)
②夜はリビングの照明はつけたまま(照度はおとして)に
して、まだ人がいるように見せている
③就寝時は、カバンを2階に持っていく
実録2 ~GWの家族旅行中の侵入~(男性社員B)
家族旅行には一緒に行っていなかった長男が
友人達と自宅に戻ると、
家の中のあらゆる場所が荒らされている状態で、
引き出しにあった現金などが盗まれました。
外まわりを確認すると、浴室のジャロジー窓のガラスが
すべて外から取り外され、そこから侵入されていました。
【それ以降、対策をしていること】
①玄関と窓は、常に二重ロック
②窓には、すべて格子を設置して侵入できないようにした
③家を空ける際には、新聞などたまらないように、
外から取り出してもらうよう依頼している
「ウチは盗られるようなものはないから…」と、
対策を怠るのは大間違いです。
常日頃から、防犯意識を高め、
泥棒に狙われにくい住まいづくりを行っていきましょう!
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