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テーマ:支える家

なたが広い草原にぽつりと立っているとしたら、どんな気持ちでしょう。ちょっと不安な気分になりませんか。でもそこに一本の樹が立っていたとしたら、樹は心地よい木陰をつくり、草原に腰を下ろすきっかけをつくってくれるでしょう。そんな時、樹は、私たちに居場所と安心を与えてくれる頼りがいのある存在として感じられるはずです。 では、私たちにとって家とはどんな存在でしょう。日差しや雨、風、暑さや寒さなどの自然がもたらす影響から私たちを守ってく れるもの。安心できる居場所。人生の記憶を刻み込む場所。名前や顔と同じように、私たちそれぞれの固有性を保証してくれるもの。家族や地域、社会と私たちをつないでくれるもの、などなど。家には様々な役割があります。 それらを合わせて考えてみると、家は私たちを様々なかたちで支えてくれる存在と言っても良いのではないでしょうか。屋根や床、壁が、私たちの生活や身体を物理的に支えてくれることもあれば、家という存在が、地域や社会の中に生きる私たちの存在を支えてくれることもあるでしょう。家での経験や記憶は、私たちの自己形成を大きく支 えてくれているはずです。 今年のテーマは「支える家」です。皆さんは家に何を支えてもらっているでしょうか。あるいは、家に何を支えてもらいたいでしょう。物理的なことでしょうか、それとも精神的なことでしょうか。支えられるだけでなく、私たちが家や家族、地域や社会を支えることを考えても良いでしょう。支える対象が地球環境にまで広がるかも知れません。どんな「支え」や「支え方」があるか、様々に想像を膨らませてみてください。 「支える」というキーワードを通して「家って何だろう?」ということを改めて考え、家の存在や意味に対する 新しい気づきが生まれることを期待しています。 上記のテーマに加えて、以下の3点にも配慮した提案としてください。

  1. 北陸の地域特性を活かした住まい
  2. 心豊かで健康な住まい
  3. 地域や街の景観・安心・快適への貢献

審査員

審査員長 竹内 申一(金沢工業大学教授)
審査員 西本 雅人(福井大学准教授)
上原 雄史(富山大学教授)
他オダケホーム(株)より2名

(敬称略)

審査及び表彰

審査

部門別に行います

  1. 高校の部(高専1~3年含む)
  2. 短大・専門学校の部(高専4~5年含む)
  3. 大学・大学院の部(専攻科含む)

表彰

最優秀賞 1点(部門を問わず)賞金20万円
オダケホーム賞 各1点(部門を問わず)賞金7万円
特別賞 北日本新聞社賞
北國新聞社賞
福井新聞社賞
各1点(部門を問わず)賞金6万円
優秀賞 各部門2点まで 賞金5万円
佳作 各部門3点まで

※高校の部の賞金については、建築科・建築クラブの取り組みとして先生方にも熱心にご指導いただいており、賞金の半額を記念品として学校へ贈呈いたします。

「第31回北陸の家づくり設計コンペ」審査結果

オダケホームが主催する「第31回北陸の家づくり設計コンペ」の審査が2025年9月に行われ、3部門、計11点の入賞作品と9点の佳作が決定しました。今年度の応募総数は103点。たくさんのご応募ありがとうございます。
受賞されました皆様には、本日、午後から10/25(土)の表彰式・プレゼンテーションのご案内を(大学・大学院、短大・専門の皆様)にはメール。(高校の皆様には担当の先生宛、もしくは学校宛)でメールまたは郵送にてお送りします。
また当コンペでは、佳作を受賞された皆様に上位受賞へステップアップするために審査講評を個別で送らせて頂きました。ぜひご確認ください。 10/25(土)表彰式・プレゼンテーション後の交流会では、審査員の先生方に直接作品の講評や審査ポイントなどお聞きできますので、ぜひお声かけください。また受賞者同士の交流の場としてもご活用ください。
10/25(土)の表彰式・プレゼンテーション終了後日から、応募者全員に「第31回北陸の家づくり設計コンペ」の作品集を郵送いたします。各大学・新聞社では受賞作品を展示もいたしますので、下記スケジュールをご覧ください。
◎審査員長の総評、受賞作品の講評は後日、HPでも公開しますので、お楽しみに♪
◎最優秀賞・特別賞受賞者5名のプレゼンはYoutubeでも配信します、Xでは表彰式の様子や受賞者インタビューも配信しますので、フォローお願いします!!

※受賞された皆様へ
 本日中に表彰式のご案内メールが届いているかご確認お願いします。届いていない場合はご連絡ください

入賞者発表

画像をクリックすると拡大します。

最優秀賞

『地平線の家』Horizon House

津戸 新太 福井大学大学院1年

 

特別賞

オダケホーム賞

『呼吸する家』-金沢用水によって支えられる暮らし-

鷹野 礼奈 金沢科学技術大学校2年

北日本新聞社賞

『0.5のよりどころ』

中居 圭太 金沢工業大学3年
新谷 幹 金沢工業大学3年
髙橋 一颯 金沢工業大学3年

北國新聞社賞

『道草の家』

村田 奈々 金沢工業大学大学院2年

福井新聞社賞

『離れて住み、寄り添って暮らす家』

田畑 壮志郎 大阪公立大学大学院2年

優秀賞

大学・大学院の部(専攻科含む)

優秀賞 夢見る機械 水野 温多 福井大学4年

『夢見る機械』

水野 温多 福井大学4年

優秀賞 纏う物語、紡ぐように 村雲 叶都 福井大学3年

『纏う物語、紡ぐように』

村雲 叶都 福井大学3年

短大・専門学校の部(高専4〜5年含む)

優秀賞 甦る!!廃工場の家 細呂木谷 克己 金沢科学技術大学校2年

『甦る!!廃工場の家』

細呂木谷 克己 金沢科学技術大学校2年

優秀賞 地域を紡ぐ、光り漏れる大庇 堀田 誠人 宇佐 美雷 日本工学院八王子専門学校3年

『地域を紡ぐ、光り漏れる大庇』

堀田 誠人 日本工学院八王子専門学校3年
宇佐 美雷 日本工学院八王子専門学校3年

高校の部(高専1~3年を含む)

優秀賞 荒井 鈴羅 柏木 美紅 富山県立富山工業高等学校2年

『集う高台の家』

荒井 鈴羅 富山県立富山工業高等学校2年
柏木 美紅 富山県立富山工業高等学校2年

優秀賞 瀬山 愛花 中田 琴羽 富山県立富山工業高等学校3年

『「変わる」暮らし「変わらない」居場所』

瀬山 愛花 富山県立富山工業高等学校3年
中田 琴羽 富山県立富山工業高等学校3年

佳作

佳作 私と家 松本 琉矢 大西 創 横浜国立大学3年

『私と家』

松本 琉矢 横浜国立大学3年
大西 創 横浜国立大学3年

佳作 ハンカイ、その先へ 北室 葉那子 髙吉伯澄 千葉大学3年

『ハンカイ、その先へ』

北室 葉那子 千葉大学3年
髙吉 伯澄 千葉大学3年

佳作 波護人の家 堂脇 遥人 平田 瑛盛 建本 真孝 北川 遥也 京都橘大学3年

『波護人の家』

堂脇 遥人 京都橘大学3年
平田 瑛盛 京都橘大学3年
建本 真孝 京都橘大学3年
北川 遥也 京都橘大学3年

佳作 関係集落への家 門田 啓矢 大澤 綾乃 清水 彩也乃 藤田 暖心 諸橋 茉歩 石川工業高等専門学校5年

『関係集落への家』

門田 啓矢 石川工業高等専門学校5年
大澤 綾乃 石川工業高等専門学校5年
清水 彩也乃 石川工業高等専門学校5年
藤田 暖心 石川工業高等専門学校5年
諸橋 茉歩 石川工業高等専門学校5年

佳作 ひとだまり 中山 大駕 松本 かなえ 石川工業高等専門学校4年

『ひとだまり』

中山 大駕 石川工業高等専門学校4年
松本 かなえ 石川工業高等専門学校4年

佳作 雪を育て、水を繋ぐ 島崎 真鳳 石川工業高等専門学校4年

『雪を育て、水を繋ぐ』

島崎 真鳳 石川工業高等専門学校4年

佳作 藤岡 琉斗 金沢市立工業高等学校3年

『みんなでつくる家』

藤岡 琉斗 金沢市立工業高等学校3年

佳作 浅井 美海 金沢市立工業高等学校3年

『母親を支える家』

浅井 美海 金沢市立工業高等学校3年

佳作 小林 澪司 岡本 伊織 柿島 花 小泉 絢馨 合田 聖琉 左藤 理子 石川県立羽咋工業高等学校3年

『結ぶ 円めぐり』

小林 零司 石川県立羽咋工業高等学校3年
岡本 伊織 石川県立羽咋工業高等学校3年
柿島 花 石川県立羽咋工業高等学校3年
小泉 絢馨 石川県立羽咋工業高等学校3年
合田 聖琉 石川県立羽咋工業高等学校3年
櫻井 梨花  石川県立羽咋工業高等学校3年
佐藤 理子 石川県立羽咋工業高等学校3年

🔷一次審査通過者発表

A3、A19、A21、A23、A25、A26、A27、A28、A31、A33、A36、A47、A53、 A54、A63、A64、A70、A72、A83、A96、B2、B5、B8、B13,B14、B15、B16、B17、B20、B23、B26、B27、B28、B29、B35、B36、B39、B41、B45、B47、B49、C1、C4、C6、C8、C9、C11、C12、C13、C14

表彰式・プレゼンテーション

日時 2025年10月25日(土)
最優秀賞、特別賞を受賞した方は当日プレゼンテーションをして頂きます
会場 富山県民小劇場オルビス(マリエとやま7F)
住所:富山市桜町1丁目1番61号(JR富山駅前横)
TEL 076-445-4531

このコンペでは、住宅設計を目指す学生さん達の成長の機会として、入賞者本人によるプレゼンテーションや審査員、応募者も参加してのディスカッションを行っています。互いにコンセプト、工夫やこだわりを存分に発表し、これからの北陸の家づくりについて、語り一緒に考える良い機会となることを期待しています。
このコンペが、設計者を目指す学生にとっての登竜門となり、又、地域の皆様と共に、北陸が培った住文化とこれからの家づくりについて考える契機になることを願っています。
表彰式・プレゼンテーション後には、に審査員の先生方、学生さん同士の意見交換会も実施しています。作品のことや先生方、学生さん同士の交流の場となっております。

作品展開催

◎表彰式・プレゼンテーションの後、最優秀賞、特別賞、優秀賞の作品展示を各会場で以下の日程にて巡回いたします。

福井工業大学 福井市学園3丁目6-1 10/29(水)~11/6(木)
福井大学 福井市文京3丁目9-1 11/6(木)~11/14(金)
金沢工業大学 野々市市扇が丘7-1 11/20(木)~11/27(木)
金沢科学技術大学校 金沢市三社町11-16 12/4(木)~12/11(木)
富山大学 高岡キャンパス 高岡市二上町180番地 12/11(木)~12/18(木)
日本海ガス プレーゴ(水・木定休) 富山市黒崎405-6 1/6(火)~1/13(火)
富山新聞社 高岡支社(日・祝定休) 高岡市広小路1-15 1/19(月)~1/25(日)
北日本新聞社カルチャーパーク高岡(まなぶん) 高岡市御旅屋町101(御旅屋セリオ6階) 1/27(火)~2/2(月)

※その他、オダケホーム常設展示場にて作品展示予定。

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