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「第16回北陸の家づくり設計コンペ」募集概要

テーマ:新しいライフスタイルが生まれる家

戦後の日本の住宅は、L+nB型(リビングルーム+家族に対応するベッドルーム数)を中心に発展し、現在はほとんどの家がこの形式になっています。その結果として、気候・風土、歴史・文化、環境や価値観の違いがあるにもかかわらず、画一化された住空間による同じようなライフスタイルが全国で定着しています。
「家とはこのようなもの」という固定観念を捨て、独自の生活環境や価値観を前提に、理想のライフスタイルと住環境を考えると、どのような家が生まれるでしょうか。 家族の活動をイメージした新しい発想の間取りや活動の場を考えたり、地域コミュニティを意識したり、・・・・など、あなたが理想とする新しいライフスタイルが実現できる魅力ある現代の家を提案してください。提案は具体的で現実的なものであることが前提であり、「このようなライフスタイルを目指して、このような家を提案しています」ということを分かり易く説明し、かつ魅力的に表現してください。
また、住宅として当然必要な下記の項目に対する提案も付け加えてください。

  1. 心豊かで、健康な住まい
  2. 地域や街の、安心安全快適への貢献
  3. 北陸の地域特性を活かした住まい

審査員

審査員長蜂谷 俊雄(金沢工業大学教授)
審査員福井 宇洋(福井大学大学院工学研究科助教)
濱田 修 (有限会社濱田修建築研究所)
他オダケホーム(株)より2名

(敬称略)

審査及び表彰

表彰式・作品発表会

審査

部門別に行います

  1. 高校の部(高専1~3年含む)
  2. 短大・専門学校の部
  3. 大学・大学院の部(高専4~5年含む)

表彰

最優秀賞1点(部門を問わず)賞金10万円
優秀賞各部門2点まで賞金5万円
特別賞北日本新聞社賞各1点(部門を問わず)賞金5万円
北國新聞社賞
たんぽぽ賞(オダケホーム賞)

※高校の部については、建築科、建築クラブの取り組みとして先生方にも熱心にご指導頂いており、賞金の半額を記念品として学校へ贈呈します。

「第16回北陸の家づくり設計コンペ」結果

オダケホームが主催する「第16回北陸の家づくり設計コンペ」の審査が平成22年9月に行われ、3部門、計9点の入賞作品と優秀団体賞が決定しました。今年度の応募総数は164点。

表彰式・作品発表会

日時10月23日(土)15:00~17:30
会場富山県民小劇場オルビス(マリエとやま7F)
TEL076-445-4531 住所:富山市桜町1丁目1番61号(JR富山駅前横)

表彰式・作品発表会

このコンペでは、建築を学ぶ学生が自分の作品を発表したり、テーマについて論議する機会が少ないことから、入賞者本人によるプレゼンテーションや、応募者、また当社設計士も参加してのディスカッションを行っています。互いにコンセプト、工夫やこだわりを存分に発表し、これからの北陸の家づくりについて、語り一緒に考える良い機会となることを期待しています。
このコンペが、設計者を目指す学生にとっての登竜門となり、又、地域の皆様と共に、北陸が培った住文化とこれからの家づくりについて考える契機になることを願っています。

作品展開催

高岡展示場1月23日(日)~1月31日 (月)高岡市京田 ジュートピア高岡内
羽咋展示場2月3日(木)~2月6日(日)羽咋市松ヶ下町
魚津展示場2月8日(火)~2月15日(火)魚津市住吉 新川ハウジングプラザ
金沢南展示場2月18日(金)~2月24日(木)野々市町押野 金沢南住宅公園内
金沢駅西展示場2月27日(日)~3月6日(日)金沢駅西新町 金沢駅西住宅公園内
富山展示場3月8日(火)~3月15日(火)富山市西荒屋 ジュートピア富山内
お気軽に足を運んでみてください!

総評

今回のテーマである「新しいライフスタイルが生まれる家」は、前回の「物語の生まれる家」と同様に、具体的なキーワードに照準をあてたテーマとは異なり、応募者独自の夢をふくらませ、住環境とライフスタイルを結びつけた新しい空間イメージを描き出せるものでした。予想どおり、魅力ある様々な提案があり、応募総数も昨年をさらに上回り、審査員一同たいへんうれしく思いました。

提案内容を概観すると、最も多いタイプが、テーマ説明文にあった「L+nB型」の住居形式を乗り越えようと、間仕切りをなるべくなくし空間の連続感を大切にする案でした。ベッドルームを寝るための最小限スペースに抑え、家族の交流スペースを広く確保しようとする案も、この延長線上の案です。さらに、これらを前提に建築の形態の面白さや空間の魅力を加味し、よりハイレベルな建築表現にまとめた案も多数ありました。一方、「ライフスタイルの新しさとは何か、そのためにはどのような住居空間が望ましいか」というテーマの本質に迫ろうと論理を展開し、斬新な発想の空間構成を提示している優れた案もありました。また、発想の原点を空間よりもモノに着目した案、古き良き時代のノスタルジーをアイロニカルに表現した案、建築の部位に着目して論理を展開する案など、建築を学んだキャリアを感じさせる秀作もありました。

審査は1次審査と2次審査の2段階で行い、投票と審査員の協議で徐々に作品を絞り込み、最終的に9作品を選びました。多数の応募作品があるコンペでは、提案内容が優れていることは当然のことですが、見た瞬間に「これは面白い何かがある。一通り見終わったらもう一度詳しく見たい」と審査員に思わせるような巧みなプレゼンテーション能力が求められます。必要図面を整然と並べるよりは、自分が最も提案したい魅力ある部分を強調して描き、文章を読まなくても、主要な図を見れば設計意図が伝わるような作品が審査員に強くアピールします。このような作品が2次審査に残りました。さらに、2次審査では、テーマに対する回答の奥深さ、斬新さ、表現力などが総合的に審査されます。最終段階まで残った作品を見ていると、建築に対する作者の見識の深さ、イマジネーションの豊かさ、それを描き出す表現力の巧みさなどが感じられます。図面一枚のコンペ案とはいえ、その一枚の中に建築を学んだ様々な努力の積み重ねが凝縮されているものです。

審査員長 金沢工業大学教授 蜂谷 俊雄

審査結果

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最優秀賞(全体の中で1点)

最優秀賞作品

崔 恭輔

金沢工業大学4年

特別賞

たんぽぽ賞(オダケホーム賞)

たんぽぽ賞(オダケホーム賞)作品

村山 和聡

金沢工業大学大学院1年

北日本新聞社賞

北日本新聞社賞作品

永山 裕喜

金沢工業大学大学院2年

北國新聞社賞

北國新聞社賞作品

小林 勇介

金沢工業大学大学院2年

優秀賞

大学・大学院の部(高専4~5年を含む)

優秀賞作品

広野 拓

名古屋工業大学4年

上島 克之

名古屋工業大学大学院1年(2名共同)

短大・専門の部

優秀賞作品

萱岡 静章

金沢科学技術専門学校2年

優秀賞作品

越田 純市

金沢科学技術専門学校2年

高校の部(高専1~3年を含む)

優秀賞作品

横越 みどり

石川工業高等専門学校2年

優秀賞作品

谷口 麻衣子

富山県立高岡工芸高等学校3年

優秀団体賞

石川工業高等専門学校

(敬称略)

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