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「第9回北陸の家づくり設計コンペ」概要

テーマ:環境共生住宅

21世紀を迎えた今、地域や地球環境との“共生”が大きなテーマとなっています。
家族全員が幸せに暮らしながら、地域や地球環境と共生する“環境共生住宅”を設計してください。

下の項目に配慮し提案を盛り込むこと

  1. 心豊かな住まい
  2. 3世代が健康・快適に暮らせる住まい
  3. 近所づき合いのある住まい
  4. 北陸の気候風土
  5. 地域との調和・地球環境との共生住宅

審査及び表彰

審査

部門別に行います

  1. 高校の部(高専1~3年含む)
  2. 短大・専門学校の部
  3. 大学・大学院の部(高専4~5年含む)

表彰

最優秀賞1点(部門を問わず)賞金10万円
優秀賞各部門2点まで賞金5万円
特別賞北日本新聞社賞各1点賞金5万円
北國新聞社賞
たんぽぽ賞(オダケホーム賞)

※高校の部については、建築科、建築クラブの取り組みとして先生方にも熱心にご指導頂いており、賞金の半額を記念品として学校へ贈呈します。

審査員

審査員長水野 一郎(金沢工業大学教授)
審査員 稲葉  実(三四五建築研究所所長)
福井 宇洋(福井大学工学部助手)
他オダケホーム(株)より2名

(敬称略)

「第9回北陸の家づくり設計コンペ」結果

オダケホームが主催する「第9回北陸の家づくり設計コンペ」の審査が平成15年9月に行われ、3部門、計11点の入賞作品が決定しました。今年度の応募総数は101点。

表彰式・作品発表会

日時10月18日(土)15:00~17:30
会場富山県民小劇場「オルビス」(富山市桜町 マリエとやま7F)
TEL076-445-4531 住所:富山市桜町1丁目1番61号(JR富山駅前横)

このコンペでは、建築を学ぶ学生が自分の作品を発表したり、テーマについて論議する機会が少ないことから、入賞者本人によるプレゼンテーションや、応募者が参加してのディスカッションを行っています。互いにコンセプト、工夫やこだわりを存分に発表し、これからの北陸の家づくりについて、語り一緒に考えるよい機会となることを期待しています。
このコンペが、設計者を目指す学生にとっての登竜門となり、又、地域の皆様と共に、北陸が培った住文化とこれからの家づくりについて考える契機になることを願っています。

総評

課題は「環境共生住宅」という21世紀のテーマであり、省エネ、省資源、長寿命をはじめ、リフォーム、リユース、リサイクル、さらには水と緑の環境づくりなどにどのように対処するかを求めている。また、一方で住宅への変わらぬ要求として家族コミュニケーションの向上、心豊かで快適な住まい環境、街コミュニティーへの参加、地域風土への適応なども達成されねばならない。
解への具体的手がかりとして奥様と子供達がリサイクルやリフォームの地域ボランティアをしており、そのためのワークスペースが必要と設定した。ワークスペースがどのように街へ開かれているか、ワークスペースを介してプライベートな住まいが、街とどのようにつながっているか、環境共生や変わらぬ要求にどのように答えているか、といった組立てとデザインが評価の大きなポイントとなった。入賞案はそれぞれに異なるが、いずれも(街)-(ワークスペース)-(住まい)という関係の組立てがうまく、かつ全体として自然を取り込み、地域風土に合わせて美しい空間と形態をデザインしている。
こうした生活の営みや街へつながる住宅が数多く出現すれば、街は再び楽しくなるにちがいない。

審査員長 金沢工業大学 教授 水野一郎

審査結果

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最優秀賞(全体の中で1点)

最優秀賞作品

刈谷 昌平

金沢工業大学大学院2年

特別賞

たんぽぽ賞(オダケホーム賞)

たんぽぽ賞(オダケホーム賞)作品

塩沢 裕矢

金沢工業大学4年

梅本 綾

金沢工業大学4年(2名共同)

北日本新聞社賞

北日本新聞社賞作品

浅地 理香

金沢科学技術専門学校2年

北國新聞社賞

北國新聞社賞作品

大杉 尚美

金沢市立工業高等学校2年

優秀賞

大学・大学院の部(高専4~5年を含む)

優秀賞作品

岡 真志

金沢工業大学4年

優秀賞作品

稲吉 章宏

金沢工業大学4年

福間 瑠美

金沢工業大学4年(2名共同)

優秀賞作品

北川 典義

福井大学大学院2年

短大・専門の部

優秀賞作品

谷口 真規

金沢科学技術専門学校2年

優秀賞作品

松田 将宏

ESSEテクノカレッジ金沢2年

高校の部(高専1~3年を含む)

優秀賞作品

山口 美希

石川工業高等専門学校2年

島口 嵩史

石川工業高等専門学校2年

鶴見哲也

石川工業高等専門学校2年(3名共同)

優秀賞作品

小川 一平

高岡工芸高等学校3年

(敬称略)

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